何か「和」の趣味を持ちたい。
そんなふうに思ったことはありませんか?
・年齢的にも和文化のたしなみを身に付けておきたい
・やっぱり日本のものが好き
・むかしからお花やお茶をやってみたいと思っていた。
このような方に、おすすめなのが茶道です。
茶道というと、
「硬苦しそう」
「緊張する」
「厳しそう」
というイメージが先行しがちです。ですが、実際は、美味しい和菓子と抹茶をいただきながら、とてもリラックスした雰囲気で稽古をしています。私は30年以上稽古を続けていますが、厳しいと感じたり、堅苦しくてイヤになったりしたことは、一度もありません。毎週の稽古をいつも楽しみにしています。
なぜ、和の趣味として茶道がおすめなのかと言うと、茶道には「和」が何もかもそろっているからです。ポイントを3つに絞ってご紹介しますね。
1)茶道は日本文化の総合芸術
純和風建築の茶室、茶碗や菓子器の焼き物、茶器や菓子器の漆塗り、柄杓(お湯をすくうもの)や花入れの竹細工など、どれをとっても職人さんが継承している日本文化そのものです。
茶道を習うと、これらの知識が豊富になります。
茶室がどうやって造られているのか、日本各地の焼き物の産地や特徴、漆塗りの模様など、日本の伝統について、広く深い知識が得られるのが茶道です。
2)和マナー・作法が身に付く
畳で正座をして和菓子とお茶をいただくことで、自然と和室での立ち居振る舞いが身に付きます。最初はみんな何も知らなくて当たり前です。おじぎの仕方や畳の歩き方は、覚えるものではなく、自然と身に付くもの。「覚えられない」という心配はご無用です。
自然と身に付いた、立ち居振る舞いは、日本女性として、凛として美しいものですね。
3)ゆったりとした時間が流れます
「和」とは、平和の和、人の和の和。火を囲む人々の心は静かで、平和な時間はゆったりと流れていきます。現代人は、食事のあいだもスマホを見て仕事をしなければいけないほど忙しく働きます。こんな時代だからこそ、和の伝統文化に触れ、「無」になれる空間と時間は貴重です。
知識もマナーも、あなたの身に付くものです。
身に付いたもの、過ごした時間は、何があってもあなたから離れることのない一生の財産になります。
和の趣味として、茶道を始めてみませんか?
近くの茶道教室が表千家のホームページで検索できます。
興味のあるかたは、アクセスしてみてくださいね。
http://www.omotesenke.info/drill_hall/map/index.php
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